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築150年超の伝統構法の古民家再生

波佐見町 K様邸

”築150年超の伝統構法の古民家再生”

外観

お母様との同居に際して、建替えのご検討も頂きましたが、玄関脇に9寸角(27cm)の大黒柱があったので、中二階の天井をはいで小屋組を確認すると、三重梁の和小屋組で、即保存・再生し、梁(H45cm)を表しのリフォームになりました。
かなり痛みの激しかった外観も、屋根瓦の銀黒色と土壁色の外壁で、しっとりとした和風の趣のあるエクステリアに仕上がりました。

リビング

リビングは天井をはいで、横たわる豪壮な梁組みを見せた吹き抜け空間をご提案。
建具もインテリアの調和を考え、クラシカルなデザインを施しました。シーリングファンは、インテリアに彩りを添えるだけでなく、サーキュレーション(循環)効果で冷暖房効率を高め、快適さもコントロールできます。

玄関

広い玄関ホールは梁下の高さを確保する為、式台(チーク材)の位置を工夫しています。

トイレ

小屋組み

三重梁の和小屋組は特に珍しい。磨けば磨くほどいい色合いがでます。ホコリも100年分の重み。
曲がりくねったマツの梁材を用いた小屋組。
梁材の接点に当る仕口は見事に刻みつけられ力強く組み合わされています。